ぐらふくん

そこら辺に落ちているデータをグラフにしてみるブログ。 案外新しい発見があるものです。

カテゴリ: 東京

先月、JR東日本 東京メトロ 4月の遅延発生日数グラフ という記事でJR東日本と東京メトロの各線が4月の1か月間、どれくらいの頻度で遅延していたのかを見てみました。今日は5月の結果を見てみましょう。

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4月に「山手線の各駅で、周辺に韓国料理、中華料理が多いのはどの駅なのか」を調べましたが、今回はタイ料理店が多いのは何駅か、調べてみました。

(関連記事)
JR山手線 各駅周辺の韓国料理店数比較グラフ
JR山手線 各駅周辺の中華料理店数比較グラフ
東京23区 外国人人口と国籍構成グラフ



韓国料理、中華料理のときと同様、お店の数を調べるにあたっては食べログを利用しました。駅名で検索し、「周辺500m以内」、「ジャンル:韓国料理」で絞って何件ヒットするかを調べていきました。結果は下のグラフの通りです。
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中華や韓国料理と比べると店の数がだいぶ少なくなり、鶯谷については0という結果となりました。そんな中で上位は、

1位 新宿     16店
2位 池袋 渋谷 15店

という結果となりました。タイ料理などエスニック系の料理は若者に人気があり、サラリーマンの多い東部より若者の多い西部に偏る結果となりました。

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500m圏内にある全店舗数に占めるタイ料理店数の割合は次の通りです。

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こちらも、やはり西部の店が上位に来るという結果になりました。




昨日はJR山手線の、どの駅周辺に中華料理店が多いのかを見てみました。今日は、韓国料理店はどの駅周辺に多いのかを調べてみます。


昨日同様、お店の数を調べるにあたっては食べログを利用しました。駅名で検索し、「周辺500m以内」、「ジャンル:韓国料理」で絞って何件ヒットするかを調べていきました。結果は下のグラフの通りです。

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(4月21日検索)

上位は、

1位 新大久保駅(新宿区) 230店

2位 御徒町駅(台東区) 86店

3位 池袋駅(豊島区)49店

という結果になりました。

新大久保駅の1位はみなさん予想通りでしょう。大久保は都内最大、日本でも有数のコリア・タウン。K-POPブームの際には観光地として注目され、駅利用者数にも顕著な伸びがあったとのこと。

御徒町駅の2位は意外な感じもしますが、こちらにもコリアンタウンがあります。大久保ほど有名ではないものの、上野―御徒町の間には「キムチ横丁」なる通りもあるそうです。



店の数だけでは、単純に飲食店数が多いエリアが有利になってしまうため、全飲食店数に占める韓国料理店数の割合を調べてみました。結果は下のグラフの通りです。

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(4月21日検索)

上位は
1位 新大久保駅(新宿区) 31.6%
2位 御徒町駅(台東区)    5.2%
3位 西日暮里駅(荒川区)   5.1%

となり、改めて新大久保駅の別世界感が際立つ結果となりました。3位の西日暮里駅は、1キロほど東にある三河島が都内有数のコリアンタウンと言われており、その影響でしょうか。

中華料理店は29駅中23駅において、中華料理店が5%以上を占めていましたが、韓国料理店が5%以上を占める駅はこの上位3駅のみで、大半の駅で3%以下。韓流ブームなどもありましたが、日本ではまだまだ中華料理の方が韓国料理よりプレゼンスがあるようです。




先日の記事で、東京23区内における外国人人口の偏りについてグラフを作りました。今日はそれに関連して、JR山手線のどの駅周辺に中華料理屋さんが多いのか、調べてみました。中国人が多いエリアほど中華料理店も多いのだろうか、という想像からです。

中華料理屋さんの数を調べるにあたっては食べログを利用しました。駅名で検索し、「周辺500m以内」、「ジャンル:中華」で絞って何件ヒットするかを調べていきました。つけ麺の店など、「中華?」とつっこみたくなる店が検索結果に表示されていることもありましたが、全体の大まかな傾向をつかむにはこれで問題ないかと思います。



以上の方法により山手線各駅の中華料理屋さんの数を調べていった結果、以下のような結果となりました。

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(4月19日検索)

1位 新橋駅(港区)   157店
2位 池袋駅(豊島区) 153店
3位 新宿駅(新宿区) 113店

という結果になりました。先日の記事では「新宿区は外国人数、中国人数とも23区で1番多い。港区は外国人数に占める中国人の割合は低い」という結果になっていましたので、この1位・3位は意外な感じもします。

2位の池袋駅は、特に北口において中国人街の形成が進んでいる結果が表れているのでしょう。逆に池袋駅の隣にある目白駅には周辺500mで中華が4店しかなく、全駅最少でした。1駅隣でここまで違うのは興味深いです。

参考に、横浜中華街の最寄り駅である元町・中華街駅(みなとみらい線)と、神戸南京町の最寄り駅である旧居留地・大丸駅(地下鉄海岸線)についても、周辺500mの結果を調べました。結果は上グラフの通り、どちらも198店。もちろん多いのですが、個人的には、思ったより新橋や池袋と大差ないなという印象を受けました。



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ここ数年は外国人旅行者が増加したことも手伝って、東京都内で外国人の方を見かけるのはますます日常的なことになっています。今日は、23区で特に外国人が多いのは何区なのか、どの国出身の人が多いのかについてグラフで見てみます。



元データは東京都総務局統計部のホームページからで、2015年1月1日現在のデータ。23区合計で外国人は約35万人います。全員集めれば東京ドーム(定員5.5万人)を6回は満員にできる、と考えると人数の多さが実感ができるでしょうか。関西の人に分かりやすく説明するならば、35万人は大阪府吹田市の総人口に匹敵する、と言えば良いでしょうか。まずは23区の区別の外国人口でグラフを作ってみました。

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最多は新宿区で、約3.6万人。総人口は約33万人のため、外国人比率は11%。唯一の二桁です。逆に最少は千代田区で、2,484人。千代田区はそもそも企業の本社が集まるオフィス街で住宅は少ないため、総人口自体も23区最小(約5.7万人)で、外国人比率は4.4%。外国人比率が最小なのは世田谷区。総人口約87.4%に対して外国人は約1.6万人で、比率は1.8%。

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外国人人口が多い上位7区について、外国人の国籍構成を見てみます。

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見やすくするため
極東アジア 赤系
東南アジア 青系
南アジア   緑系
欧米     黒系
その他    黄
という色分けをしてみました。(あまり見やすくなりませんでしたが。)

基本的にはどの区も中国、韓国・朝鮮の極東アジア諸国が最多。港区以外は英米・その他合わせても1割程度で、アジア系が殆どということになります。中国、韓国・朝鮮が1・2位を占めるのはどの区も共通していますが、3位以降は地域により異なるのも興味深いです。(Ex. ベトナム人が多い新宿区、フィリピン人が多い足立区、インド人が多い江戸川区)



参考までに、極東アジア比率が1番高い足立区と1番低い港区について、構成円グラフを作ってみました。
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国際化、というと欧米人との交流がイメージされ、白人と英語で流暢にコミュニケーション、というステレオタイプがありますが、欧米外資企業の日本支社が多い港区でさえ、英米・その他合わせてやっと外国人人口の5割。日本国内での国際化はアジア近隣諸国の人々との交流が実際なのでしょう。



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